
ストックアダプターの固定方法にシム調整を採用した理由
今回、次世代MP5用ストックアダプターの固定方法はアルミシムテープで本体側面との隙間を減らしガタツキを抑える方法を取りました。内部パーツのピストンスプリングガイドM5穴を利用し固定する方法は確実にガタツキを抑える案としてありましたが見送りました。
左側画像の様にストックアダプターと本体の間には隙間があります。
M5穴を利用し固定した場合、常にひっぱている状態となるため、使用時のリコイル振動やストックをぶつけたり、落としたりすることによる矢印部(画像右側)へのクラック・破損のリスクがあります。ストックアダプターと本体の隙間を完全に埋めた場合でもスプリングガイドで固定する方法は良いとは言えないでしょう。
このことから古典的ですが、シム調整による固定とさせて頂きました。
試作では調整がいらないほどぴったりさせましたが、本体の個体差は必ず発生するものなので、簡単に調整ができ、やり直しがきく方法として採用しました。
以上がシム調整を採用した理由です。